こちらも同じナジャの作品です。性格の悪いワニ(たぶん)のお話です。
モモは、突然カメラマンになることにします。カメラを首に、サングラスをかけ、ガムをクチャクチャかみながら、かっこよくでかけていきます。
周りのみんなに、ポーズをとらせたり、いろいろこうるさく注文をつけたりしながら、カシャカシャ撮っていきます。 モモはすっかりその気で、大満足です。
アルフレドをとります。
「しぜんにね!」
「こうきゃ?」
キャロリーヌとポーリーヌをとります。
「かのじょたち、しゃしんどう?」
「またモモが、カメラもってきたわよ」
「アラ、そうお?」
さて、出来あがった写真はというと.....。
カバは鼻の穴の片方と口のはじっこだけで、まるで鬼瓦のよう。
2匹いたピラニアは、一匹しか映ってなくて、しかも顔の真中で半分にちぎれています。
友達は全身真っ黒で、目が真っ赤でこわい。
日光浴していたアリのカップルは、パラソルしか映ってなくて、まるでてんとう虫。
ピンクフラミンゴは真っ赤。
ゾウはしわだけ。
サメは映ってさえいない、などなど。
それなのに、モモは得意げにみんなに写真を見せてまわります。当然ながら、非難ごうごう、冷たい反応を受けるのですが.......。
この本は、8月15日に、文化出版局から日本語版が出ています。 私がはじめて翻訳をさせてもらった本です。みなさん、ご覧になったときは、ぜひ感想を教えてくださいね。楽しみに待っています。